前回は畳表についてお話ししましたが、畳内部の構造にもいくつか種類があります。
古来から藁を何層にも積み上げ縫い上げた藁床(わらどこ)が使われていました。
防音性・防火性・断熱性・耐久性に優れていますが、藁の生産が少なくなってきたこともあり、現在では他の構造を使うことが多いです。
発泡スチロールのような断熱材を挟んで作ったり(スタイロ床)、木材を圧縮したボード材を挟んで作ったり(建材床)しています。